お菓子のバレエ組曲

2016/12/10
お菓子のバレエ組曲
雑学 楽曲

デメル



ウィーンで、いや世界でもその名の知れた洋菓子店『デメル』。
1786年にカフェとしてスタートしてから綿々と歴史を紡ぎ続けてきたお店です。

オープン当時のヨーロッパではとても貴重だった砂糖を使っている為、必然的にお客さんは王侯貴族が中心でした。
そしてウィーンの王宮劇場に横付ける形でお店があった為、お店と王宮劇場は地下道で繋がっていたそうです。

そんな歴史ある『デメル』にひとりの作曲家が座っています。
英雄の生涯』で紹介したリヒャルト・シュトラウスです。

リヒャルト・シュトラウスは『デメル』のお菓子から着想を得てバレエ組曲を作曲します。
その名も『泡立ちクリーム』。
だいぶ変わったタイトルですが構成している曲のタイトルもまたユニークです。

1.導入部
2.お菓子屋にて
3.紅茶の葉の踊り
4.コーヒーの踊り-夜想曲
5.ホイップクリームのワルツ
6.お姫様の踊り
7.小さなプラリネたちの踊り-クラッカーボンボンの踊り
8.メヌエットとパ・ド・ドゥ
9.全体の舞曲

いかにも『デメル』で着想を得た組曲といった感じではないでしょうか。
音楽的にも非常に楽しい、まるで踊り出したくなるような作品です。

関連記事

2016/01/19
作曲家としてのラフマニノフ
人物
楽曲

2016/10/26
英雄の生涯
雑学
楽曲

2016/07/30
古典派時代の出世頭
人物
雑学

2017/01/02
ニューイヤーコンサート
雑学
公演

人気の記事
1位. 平均律と純正律の響きの違い

2位. 木管楽器と金管楽器の違いとは?

3位. 不協和音の定義とは?

4位. ブラームス派 VS ワーグナー派

5位. 魔王の作曲者はシューベルトではない?

6位. ベートーヴェンの難聴の原因

7位. エリーゼのためにのエリーゼって誰?

8位. モーツァルトは下品なのか?

9位. ワーグナーの婚礼の合唱は縁起が悪い?

10位. バラードとは?

11位. エリック・サティという突然変異

12位. 非業の死を遂げた作曲家

13位. ハレルヤコーラスでは起立するべき?

14位. チャイコフスキーの突然死の謎

15位. モーツァルトのレクイエムに眠る逸話

16位. メンデルスゾーンの功績

17位. ベートーヴェンに追い詰められた甥

18位. 交響詩とは?

19位. ソナタ形式とは?

20位. リストの娘とワーグナー