黒鍵と白鍵が逆のピアノが存在した?

2015/12/05
黒鍵と白鍵が逆のピアノが存在した?
楽器 雑学

18世紀のピアノ



画像はモーツァルトの家族の肖像画ですが、モーツァルトの手元に注目してみて下さい。
鍵盤楽器に何か違和感を感じませんか?
そう、黒鍵と白鍵が逆になっています。
今のピアノに慣れている我々からするとものすごい違和感ですよね。

この鍵盤楽器はモーツァルトの生きた18世紀では一般的なものでクラヴィーアと呼ばれるものです。
正確にはクラヴィーアというのは呼称で、時代によってチェンバロを指したり現代のピアノの前身であるピアノフォルテを指したりするのですが、この時代ではこの配色が一般的でした。

なぜこの配色だったのかという正確な所は分かっていないようなのですが、この配色を初めに用いたのはフランスの貴族階級の人々で女性の手が美しく見えるように黒を基調としたという説や、白鍵に使われていた素材が高価だった為に数が少ない方を白にしたという説や、白鍵は動物の骨や牙などが素材で黒鍵は黒壇が素材となっているためタッチの軽い黒壇を数の多い方にしたという説などが言われているようです。

僕はこの配色をありだと思ったのですが、いかがでしょうか?
モーツァルト仕様と謳って発売したら、変わった人たちを中心にある程度売れるかもしれませんね。

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