ルネサンス音楽 |
15世紀から16世紀にかけて隆盛を極めた音楽の総称。 ルネサンスはre『再び』 + naissance 『誕生』を意味するフランス語に由来し、『再生』という意味を持つ。 複数のパートが別々に旋律を奏でるポリフォニーと呼ばれる音楽が主流で、全ての旋律が同様の重みを持つという特性上、主旋律や伴奏という考えはなかった。 |
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バロック音楽 |
17世紀から18世紀に隆盛を極めた音楽の総称で、一般的にバッハの死をもって時代の終幕と捉えられる。 規律的なルネサンス期に比べて気ままで感情的という特徴を持っていた為、ポルトガル語で『いびつな真珠』を意味するbaroccoに由来しバロックと呼ばれるようになりました。 ポリフォニーからホモフォニーと呼ばれる和声音楽へと変革していく時代であり、現代のオーケストラと同様の楽器構成が揃い始めていたこともその背中を押した。 通奏低音と呼ばれる低音部の旋律から提示された音程に則って和音を演奏する伴奏形態を特徴として持つ。 |
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古典派音楽 |
18世紀から19世紀初頭にかけて隆盛を極めた音楽の総称で、一般的にベートーヴェンの死をもって時代の終幕と捉えられる。 機能和声法が確立され、交響曲や協奏曲などの作品が多く作曲された。 またソナタ形式など、楽曲の展開にも意味を持たせるようになっていく。 |
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ロマン派音楽 |
19世紀を席巻した音楽の総称。 より感情表現に重きを置いた作品が多く生まれ、古典派では用いられなかったような手法も積極的に取り入れられた。 そのため機能和声の研究がさらに進められ、新しい響きや展開も多く生まれることとなった。 また詩などその他の文脈から霊感を得て創作される『標題音楽』と、音楽による形式の完成をもって創作の終着点とする『絶対音楽』という2つの異なる考え方が大きな論争へと繋がった。 |
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印象主義音楽 |
20世紀初頭にフランスで興った音楽の流派のひとつ。 ロマン派音楽に対して、主観的表現を排除した気分や雰囲気を喚起させる音楽である。 機能和声に捉われない、不協和音の多用や使用されなくなった旋法を使用するなど音楽語法的にも新しいものであった。 |
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現代音楽 |
20世紀後半から現代に至る音楽。 調性を完全に放棄するなど前衛的な音楽が多い。 また技術の進化に伴う楽器の進化によって電子音楽が生まれるなど、ジャンルが多岐に渡っていった。 |
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